マンデリンアチェ、アルール・バダ入荷
スマトラ島北部のマンデリン、アチェ特別自治州で作り出されるマンデリンアチェ、アルール・バダ。杉やハーブ、チェリーのフルーツフレーバー、Vegetativeな複雑さを含むトップスペシャリティのマンデリンが入荷しました。
創造の起源を想起させるような打楽器からなるガムランミュージック。覚醒と昏睡の狭間の一時の酩酊状態は、無秩序を孕む秩序として私たちの理解を超えて表出し、すべての施しと感謝を両手に、私たちは特有の味を楽しむことに全力を注ぐ。優れたボディとロングアフターがどんなシチュエーション、タイミングで煌めき留まるだろう。アチェの人々の価値観、哲学が込められたコーヒーが全ての人に注がれる聖水となる。
インドネシア 標高 1500m~600m エリア スマトラ島 アチェ州 タケンゴン 品種 ティムティム、アテン 農園名 約400戸の零細農家 生産処理 スマトラ式 最高のマイクロクライメットが生み出すアチェ・スペシャルティ 今、世界中から注目を集めるアチェ州 エチオピア・モカ、ケニアなどと並び、産地独特のテロワールを色濃く醸し出すスマトラ島北部のマンデリン。 特にその中でもアチェ特別自治州で作り出されるマンデリンアチェは、その品質の高さと、フレーバーの複雑さで世界のスペシャルティコーヒー愛好家の注目の的となっています。
アルールバダの肥沃な土壌環境 このアルール・バダはアチェ特州の中でも、もっとも標高の高い1500〜1600mに位置します。コーヒーの木は樹齢10年前後が多く、樹木に力がみなぎっていることが、品質テストでも感じることができるほど豊かなフレーバーを醸し出します。
地区の1〜2ha程度の小農家の取り組み、標高、土壌、そのすべての環境(マイクロクライメット)が、フルーツのような柑橘系の酸味、スムースな口当たり、そして独特のエキゾチックアーシーをもたらします。収穫されたコーヒーは農家が信頼関係によって結ばれたコレクターに渡され、ほかの地域と混ぜないように精選工場へ運ばれます。 精選を経て出来上がるスペシャルロット その後、メダン市にある専用の特別工場にて、比重選別、スクリーン選別を行い、さらに最終工程はハンドピックを施してこのスペシャルロットが作り上げられています。 アチェ(Aceh)の言葉の由来は、スマトラ島最北部で交易の拠点でもあった事からAsia、China、Europe、Hinduといった様々な地域・文化を表す言葉の頭文字を表していると言い伝えられています。この言葉どおり、コーヒーの風味特性も明るい酸をベースに個性的で様々な風味を有したコンプレックスなフレーバーを兼ね備えています。