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【インドネシア発】ウェットハル精製とは?独特な味わいとその理由を解説

 

インドネシアのコーヒーは、他の国とは違った風味を持っています。

その独特さの理由のひとつが、「ウェットハル(Wet Hulled」という精製方法にあります。

本日は、ウェットハル製法とは何か?その工程、味への影響、そしてなぜインドネシアで広まったのかをご紹介します。

 

【目次】

・ウェットハル精製とは?

・ウェットハルの工程

・味わいの特徴と風味プロファイル

・なぜインドネシアで発展したのか?

・パペルブルグで味わう「浅煎りマンデリン」の新しい魅力

・まとめ:ウェットハルでしか味わえないコーヒーの世界

 

 

⚫︎ウェットハル精製とは?

「ウェットハル(Wet Hulled)」は、インドネシア特有のコーヒー精製方法で、スマトラ島やスラウェシ島などの熱帯多雨地域で発展しました。

半水洗式やスマトラ式とも呼ばれます。

インドネシアではGiling Basah(ギリン・バサ)(濡れた状態で脱殻する)とも呼ばれています。

このプロセスでは、通常より高い水分含有量のまま脱殻(ハル)されるのが最大の特徴です。

この処理によって、独特の風味や重厚感をもたらします。

ウェットハルは、以下のような流れで行われます。

 

 

⚫︎ウェットハルの精製工程

.果肉除去(パルピング)

収穫後すぐに果肉を取り除く。

 

2. 短時間の発酵/水洗粘液質(ミューシレージ)を軽く発酵/洗浄。

 

3. 半乾燥のまま脱殻(ウェットハル)通常なら1213%まで乾燥してから脱殻しますが、ウェットハルでは水分含有量が約3035%の状態で脱殻されます。

 

4. その後に完全乾燥

脱穀された豆(グリーンビーンズ)を再び乾燥させて仕上げます。

 

 

⚫︎味わいの特徴と風味プロファイル

ウェットハル精製のコーヒーは、他のどのプロセスとも異なる重厚な味わいを持っています。

 

◾️代表的な風味の特徴

アーシー(湿った土や森を思わせる香り)

スパイシー&herby

ロー・アシディティ(控えめな酸味)

ボディが重く、コクがある

 

 

⚫︎なぜインドネシアで発展したのか?

インドネシアでは、農家が自宅の庭で少量ずつコーヒーを処理する「小規模生産」が一般的です。

また、高湿度・多雨な気候のため、ウォッシュトのように完全乾燥するには時間と設備がかかります。

そこで発展したのが、短時間で脱殻を済ませるウェットハルという方法。

農家にとっては、乾燥にかかる手間やスペースを減らせ、早く市場に出荷できるという利点もあるのです。

 

 

⚫︎パペルブルグで味わう「浅煎りマンデリン」の新しい魅力

一般的にマンデリンは深煎りで提供されることが多いですが、当店では浅煎りのマンデリンもご用意しています。

浅煎りにすることで、以下のような新しい表情が現れます。

 

熟したプラムやカシスのようなフルーティさ

ローズマリーや杉や松を思わせるハーバルな香り

クリーンながらしっかりとした飲みごたえ

マンデリンの「重厚なボディ」はそのままに、繊細な香味が引き立つ浅煎りの表現。

新しいマンデリンの魅力を、ぜひパペルブルグで体験してみてください。

 

 

⚫︎まとめ 

ウェットハルでしか味わえないコーヒーの世界

ウェットハル製法は、インドネシアという風土と文化の中で生まれた唯一無二の精製技術です。

その結果生まれるアーシーで複雑な香味は、他のどの産地にもない魅力。

次にカップを手に取るときは、その精製方法にも思いを馳せて味わってみてはいかがでしょうか。

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