インフューズドコーヒーとは?香りを楽しむ新しいコーヒー体験
最近「インフューズドコーヒーって聞いたけど、どんなもの?」というご質問をいただくことが増えてきました。
本記事では、コーヒーにあまり詳しくない方や、新しい楽しみ方を探している方にもわかりやすく、話題の「インフューズドコーヒー(Infused Coffee)」についてご紹介します。
インフューズドコーヒーとは?
コーヒーに“香りをまとわせた”新しい楽しみ方
「インフューズド(Infused)」とは、英語で「浸す」「染み込ませる」という意味。
つまり、コーヒー豆に自然な方法でフレーバーや香りを移したものが「インフューズドコーヒー」です。
たとえば…
・赤ワインのようなフルーティな香り
・ベリーやバニラのような甘い余韻
・ウイスキーの樽を思わせる深みのある香り
など、「これ、本当にコーヒー?」と思ってしまうような味わいに出会えるのが最大の魅力です。
どうやって香りがつけられているの?
インフューズドコーヒーの作り方はさまざまですが、主に以下の方法が使われています:
① 発酵の工程でフレーバー素材を加える
たとえば、コーヒーチェリーと一緒にパッションフルーツやハーブなどの自然素材を発酵させ、香りを移します。
② 特殊な樽や容器で香りづけ
ワインやウイスキーの熟成に使われたオーク樽などにコーヒー豆を入れ、ゆっくりと香りをまとわせます。
③ 嫌気性発酵(アナエロビック)との組み合わせ
酸素を遮断して発酵させることで、香りがより強く、長く豆に残るように工夫されています。
ポイントは、添加物を使用せず、自然な方法で香りをつけること。だからこそ、カッピング(香りと味の評価)でも注目されています。
コーヒーに慣れていない方にもおすすめ?
インフューズドコーヒーは非常にユニークですが、飲み慣れた味とは少し違うため、「意外だった!」と感じる方もいるかもしれません。
✅ 楽しめるポイント
・フルーツティーやアロマが好きな方にぴったり
・新しい香りの味覚体験として。友人とのシェアにも◎
・特別なひとときを彩る“1杯のご褒美”としても
⚠️ 気をつけたいこと
・一般的なコーヒーとは大きく異なる香味なので、驚く方も
・香りが強く、毎日飲むには好みが分かれることも
・一部の競技会では「本来のコーヒー風味を損ねる」として議論も
インフューズドは“未来のスペシャルティ”?
いま世界のコーヒーシーンでは、インフューズドは賛否両論の存在です。
「新しい表現の可能性」として歓迎する声がある一方で、「ナチュラルな風味ではない」と懸念する意見もあります。
でも、だからこそ面白い。
コーヒーは“自由な飲み物”であり、多様な香りや個性を受け入れる時代に進んでいるのだと感じます。
パペルブルグで出会える、特別な1杯を
パペルブルグでは、選び抜かれたインフューズドコーヒーを期間限定でご用意することがあります。
「一度飲んでみたい!」という方は、ぜひスタッフまでお気軽にお声がけください。
一期一会のコーヒー体験を、心を込めてご提供いたします。
まとめ|香りの旅に出てみませんか?
「インフューズドコーヒー」は、まだ新しいジャンルですが、
“コーヒーの概念がひっくり返る”ような体験をくれる存在です。
ちょっと背伸びをしたい日。
大切な人と過ごす、特別なひととき。
そんなシーンに、ぜひ一杯添えてみてください。