グラインダーって本当に必要?手挽きと電動、それぞれのメリット
「家でコーヒーを淹れてみたいけど、グラインダーって本当に必要なの?」
そんな疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、グラインダーは「おいしいコーヒーの入口」です。
そして、そのグラインダーにも「手挽き」と「電動」があり、それぞれに魅力があります。
今回は、初心者の方にもわかりやすく、グラインダーの必要性と、手挽き・電動の違い、選び方のポイントをご紹介します。
◾️そもそもグラインダーって必要?
はい、豆を挽く工程はコーヒーの味を大きく左右します。
市販の「挽き済みのコーヒー粉」でも淹れられますが、実は、
・挽いた瞬間から香りが逃げやすく
・空気に触れて酸化が進みやすい
というデメリットがあります。
そのため、自宅で豆を挽く=「フレッシュな香りと味わいを楽しめる」という大きなメリットがあるのです。
「挽きたては香りが違う」とよく言われますが、これは決して大げさではありません。
コーヒー豆は“挽いた瞬間から劣化が始まる”とも言われており、だからこそ自分で挽くことで香りのピークをそのまま楽しめるのです。
◾️手挽きグラインダーのメリット・デメリット
【メリット】
・価格が手ごろ(3,000〜10,000円台が主流)
・電源不要で静か、アウトドアにも最適
・豆を挽く手触りが楽しい!という人も
【デメリット】
・一度に挽ける量が少なめ(1〜2杯分が限界)
・均一に挽くのがやや難しいモデルもある
・毎日使うには、手が疲れると感じる人も
「まずは気軽に始めたい」「ゆったりした時間も楽しみたい」という方には、手挽きがおすすめです。
◾️電動グラインダーのメリット・デメリット
【メリット】
・一度に多くの豆が挽ける
・挽き目が安定しやすく、味にブレが出にくい
・毎朝のコーヒーも時短でスムーズ
【デメリット】
・価格はやや高め(10,000〜30,000円前後が主流)
・モーター音がやや大きめ
・サイズが大きく、置き場所を取ることも
「毎日飲む」「家族で淹れる」「味にこだわりたい」方には、電動が向いています。
◾️どう選ぶ?初心者向けグラインダーの選び方
ご自身のライフスタイルに合わせて選ぶのが一番です。
たとえば、
・コーヒーを1日1〜2杯だけ楽しみたい方 → 手挽きグラインダー
・忙しい朝でもサッと淹れたい方 → 電動グラインダー
・音が気になる・ゆっくり過ごしたい方 → 手挽きグラインダー
・家族や来客と一緒に飲むことが多い方 → 電動グラインダー
また、極端に安価なグラインダーは、挽き目が不均一で雑味が出やすくなることもあります。
せっかくなら、信頼できるメーカーの製品を選ぶのがおすすめです。
◾️パペルブルグでも、挽きたての香りを大切にしています
当店で提供しているコーヒーも、豆の状態で管理し、ご注文ごとに丁寧に挽いています。
挽きたてだからこそ広がる香り、舌に残る余韻。それが一杯の価値を大きく変えてくれるのです。
ちなみに、ご自宅用として私たちが自信を持っておすすめしているのが「ザッセンハウス・バリスタプロ」という手挽きグラインダー。
・ドイツの老舗メーカー「ザッセンハウス」製
・微粉が少なく、挽き目の調整幅が広い
・ステンレスとハンドルに木材を組み合わせた、美しいクラフト感
・初心者でも扱いやすい操作性と安定感
自宅でも“本格的な香りと味わい”を楽しみたい方にぴったりの一台です。
気になる方は、店頭スタッフまでお気軽にお声がけください。
◾️まとめ
グラインダーは、コーヒーの世界をもっと深く、もっと楽しくしてくれるアイテムです。
「少しこだわってみたいな」と思ったときこそ、グラインダー導入のタイミングかもしれません。
最初の1台は、“あなたらしい一杯”への第一歩。
気軽に、でもちょっとだけ丁寧に。
そんなコーヒーライフを、ぜひ始めてみてください。